【工事なしで簡単!】ウインドエアコンとは?メリット・デメリットと後悔しない選び方をやさしく解説!

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■はじめに|

暑い夏、できるだけ簡単に部屋を冷やしたい。でも、賃貸だから壁に穴を開けられない…そんなときに選ばれているのが「ウインドエアコン(窓用エアコン)」です。

最近は、工事不要・自分で取り付けできるタイプとして再注目されています。
でも、実はどんなお部屋でも使えるわけではなく、「買ってから後悔」という声も…。

この記事では、コロナのウインドエアコンのメリット・デメリットから、壁掛けエアコン(例:コロナ Bシリーズ)との違いおすすめの使い方まで、やさしくわかりやすくご紹介します!


■ウインドエアコンってどんなもの?

ウインドエアコンとは、窓枠に取り付けるタイプのエアコンです。
窓用エアコンともいわれていますね!
工事がいらず、ドライバー1本あれば自分で設置できるのが最大の魅力です。

ポイント!


■ウインドエアコンがぴったりなシチュエーション

以下のようなケースでは、ウインドエアコンがかなり頼りになります:

おすすめシチュエーション
  • 賃貸住宅で、壁に穴を開けられない
  • ベランダがない部屋で、室外機が置けない
  • 趣味部屋や書斎など、小さな空間に冷房を追加したい
  • 引っ越しの多い人(単身赴任・学生)
  • 仮設の事務所や作業場で、短期的に冷房を入れたい

壁に穴をあけられないっていうのはけっこうあると思います。
賃貸でもともと開いていたらいいのですが、開いていない場合はオーナーに相談する必要があります。そこで許可が出ない場合はウインドエアコンが選択肢に入ってくると思います。

また、ベランダ、バルコニーがない部屋で室外機を設置するラックもなく、詰んでしまった場合はウインドエアコンの出番ですね!


■壁掛けエアコン(例:コロナ Bシリーズ)とどう違う?

ざっくり比較↓

比較項目ウインドエアコン
CW-1625R
壁掛けエアコン(安価モデル)
CSH-B22CRE
工事の有無不要(自分で設置OK)必須(業者による設置)
冷暖房冷房のみ冷暖房どちらも対応
対応畳数小部屋向け(4〜7畳)広範囲(6〜18畳)
静音性運転音がやや大きめ比較的静か
価格帯¥48,450~¥85,500~
電気代高い安め

電気代たかすぎる

冷やす能力は1.6kWなのに消費電力が635Wもあります。
一方、壁掛けエアコンは2.2kWで580Wとなっています。

例えるならば、ウインドエアコンは、小柄な人が汗だくで荷物を運んでる感じ。
一方、壁掛けエアコンは、筋トレ済みの人が余裕で運んでるようなもの。
同じ「荷物(冷房)」を運んでるのに、かかるエネルギーが全然違うんです。

実際、冷房能力1.6kWに対して635Wの消費電力は、効率(COP)にすると2.52
一方で、壁掛けエアコンは2.2kWで580W、効率は約3.79
単純に同じ快適さを作るのに、ウインドエアコンの方が電気代が1.5倍くらいかかる計算になります。


■ウインド(窓用)エアコンのメリット・デメリット

メリット

  • 工事なしで設置OK
  • 引っ越し先でも再利用できる
  • 本体が安いし、工事費がかからない

デメリット

  • 音が気になる(寝室には不向きかも)
  • 暖房機能がないモデルが多い
  • 対応する窓の形に制限あり
  • 省エネ性能がかなり劣る(長時間使用には不向き)
  • 排気の出し方、音が気になる
  • 虫の侵入
  • 防犯性能が落ちる

友人がウインドエアコンを寝室で使っていたのですが、圧縮機(コンプレッサー)のON・OFF時に「ガコン!」という衝撃音がして、そのたびに目が覚めてしまっていたそうです。
寝室での使用を考えている方は、静音性にあまり期待しない方が無難です。

また、防犯面でも注意が必要です。ウインドエアコンは窓を開けた状態で取り付けるため、付属しているのは簡易的な補助錠のみ。特に1階で使用する場合、窓からの侵入リスクがグッと高まるので、防犯対策(補助錠の強化、防犯バーの追加、センサーライトなど)を忘れずに!


■購入前に確認したい!取り付け時の注意点

※コロナのウインドエアコンの場合の注意点です。
基本は同じだと思いますが、別メーカは別途確認をお願いします。

1. 窓のサイズと形状を確認

窓の条件がいろいろあります。

コロナHPより引用

立ち上がりって何?って感じだと思います。
下の画像の赤い部分が立ち上がりになります。赤部分が10mm以上あれば、標準の枠を使うことができ、取付はかなり楽になります。

10mmない場合や、アルミ以外の窓は付属の補助金具を使う必要があります。
この補助金具を使う場合は、画像の青色部分に穴をあける必要が出てきます。
賃貸の場合は、穴をあける前にオーナーに必ず許可を取ってください。

許可が出ない場合や、穴をあけたくない方は別売品で窓枠用アタッチメントというのがあり、
穴をあけずに取付ができるようです。

2. 窓枠の強度をチェック

エアコンの重さ(20〜30kg)に耐えられるか?古い窓に取り付ける場合に極端にたわまないかなどは見といた方がいいと思います。

3. 背面スペースの確保

背面は空気を排熱するスペースです。けっこうな温風が部屋のにおいとともに排出されるので、人が通る場所や、植物などがないかを確認してください。

また、雨どいの直下や、雨が入るような場所は取り付けられないのでご注意ください。

4. 防犯対策も忘れずに

窓を開けた状態で使うため、補助錠や防犯バーの使用がおすすめ。
ただし、普通よりリスクが高まるため、長期外出時は窓を閉めた方がいいと思います。
(ウインドエアコンを下ろさずに窓を閉めることはできます)

5. 虫の侵入を防ぐ

付属の隙間テープやパテでしっかり密閉しましょう。網戸は併用できない場合もあるので注意!
虫が多い地域はあまりおすすめしません。


■「買わない方がいい」人はこんなタイプ!

買わない方がいい人
  • 広いリビングなど10畳以上の部屋で使いたい
  • 静音性を最重視している(寝室など)
  • 冬もエアコン暖房を使いたい
  • 窓の形状が特殊で取り付けできるか微妙
  • エアコンを普段使いする人

→ これらに当てはまるなら、コロナのBシリーズなど壁掛け型の省エネモデルを検討した方が快適です!


■まとめ|「安く・簡単に導入したい人」にはアリ!

ウインドエアコンは、エアコン導入のハードルをグッと下げてくれる優秀な選択肢です。
とはいえ、音や性能に妥協が必要な面もあるため、「どこで・どんな使い方をしたいのか」をよく考えて選びましょう。

基本は間違いなく壁掛けエアコンです。


■おすすめウインドエアコン

すべて2025年モデルです!

人気モデル(冷房専用)

4~7畳用 スタンダードモデル

4.5~8畳用 ちょっとパワフルモデル

人気モデル(冷暖房兼用)

4.5~8畳用 ちょっとパワフルで暖房もできるモデル

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