【2025年版】ダイキン うるさらX vs 三菱 霧ヶ峰!省エネ&静音の実力を徹底比較

製品レビュー・比較

エアコン選びって、性能や機能が多すぎて迷いますよね?特にダイキンの「うるさらX」が加湿や換気までできると機能面ですごいと言われています。

では、他社の同じクラスのエアコンと比較して、①パワー②省エネ③静音性④機能がどの位置にあるのかを見ていきましょう!

うるさらXの購入を考えている方はぜひチェックしてください!


  • うるさらの加湿の実力
  • うるさらXのおすすめ畳数
  • 三菱霧ヶ峰FZシリーズとの比較(パワー、電気代、静音性、機能)
  • うるさらXの価格と購入タイミング
  • みなさんが情報を集める代わりに私がまとめます!


うるさらXの位置づけ

まず、ダイキン 家庭用エアコンのラインナップとしては以下のようになっています。
本記事ではフラグシップモデルであるうるさらXについてご紹介いたします!

機種名(6畳用の場合):S225ATR(S)(P)(V)

S:特に意味なし
22:容量[kW]⇒2.2kW
5:モデルの年度⇒2025年
AT:壁掛け?
R:シリーズ名⇒RXシリーズ
(S):電圧⇒100V
(P):電圧&コンセント位置⇒200V且つ室内コンセント
(V):電圧&コンセント位置⇒200V且つ室外コンセント

畳数ラインナップとしては6畳~29畳と豊富なラインナップとなっています。

※自動お掃除機能ついています。

【本当にいい?】うるさらXのリアル評判をチェック

まずは、実際にうるさらxを使っている人たちの口コミや評価を見ていきましょう。

良い口コミ

悪そうな口コミ

⇒温度センサの位置と施工環境がミスマッチした場合に、誤検知してコントロールがうまくいかない場合があるかもしれないです。

※不具合については、ある個体だけで発生する可能性があり、製品すべてに当てはまるわけではないのでご留意ください。

うるさらの加湿ってどんなかんじ?

加湿出来るのはすごそうだけど、実際に加湿されているのか、またどれくらいの実力があるのかなど良く分からないですよね。なので少し調べてみました!

うるさらXでが無給水加湿という方法で外気中に含まれるわずかな水分を吸着し、それを室内へ放出することで加湿させています。カタログに載っている加湿量は下記条件で測定されているようです。

測定条件

外気温7/6℃の相対湿度86.6%で加湿量を測定。
真夏で86.6%と聞くと、かなり湿気があると思いますが、冬場の86.6%は絶対湿度(空気中に実際に含まれる水分量)で見るとそこまでおかしな条件ではありません。

あと、カタログによると相対湿度が20%低下すると加湿量も20%減少するそうです。

では、これらを踏まえて現実的にどれくらい部屋が加湿されそうかを絶対湿度基準で見ていきます。(あくまでもざっくり計算です)

ほんとに加湿出来てる?

下記が大阪の年間の平均気温と湿度で、そこから各月の絶対湿度の計算をしました。
うるさら条件では絶対湿度が5.3g/kgでそれと同じ絶対湿度があれば、同じくらい加湿できるだろうという仮定で計算していきます。また、20%湿度が下がった場合と40%下がった場合も含めて、グラフに赤線を入れました。グラフを見ると下記のことが分かります。

加湿出来てそうな月

めっちゃ加湿出来てそう:4,5,10,11月
普通に加湿出来てそう:3月
ぼちぼち加湿出来てそう:1,2,12月

↓グラフについて加湿器を使わない6~9月あたりは省いています。

うるさらの実際の加湿量は?

では、実際にどれくらい加湿出来ているかをざっくり計算してみます。

うるさら条件での絶対湿度では下記カタログの値が加湿がされます。
そして、湿度が20%低下すると加湿量も20%下がります。
以上をまとめると以下のようになります。

加湿量の目安

めっちゃ加湿出来てそう:4,5,10,11月⇒加湿器2個分くらいの量
普通に加湿出来てそう:3月⇒中型の加湿器くらいの量
ぼちぼち加湿出来てそう:1,2,12月⇒小型の加湿器くらいの量

個人的にはけっこう加湿されてるなぁという印象です。

うるさらXの加湿についての注意

上の計算は計算自体が間違っている可能性があります。ざっくりこんなもんだというイメージでお願いいたします。また、寒冷地で使用される方はさらに加湿量が減ることと、そもそも加湿出来ない可能性があることにもご注意ください。

また、加湿ホースが長くなったり、曲げ回数が多くなったりすると加湿量が減ります。

さいごに、加湿をすると加湿用のヒータを使用するのでけっこう電気代を使うと思うので電気代に対して余裕がないと使いづらいかもしれないですね。

【畳数の選び方】うるさらXの実力を解説

次にうるさらXのエアコンとして重要な①冷暖房パワー②省エネ性③静音性が備わっているのかを見ていきます!
基本的に、エアコンの能力は以下のようなクラスに分かれています。

  • 小容量クラス:6~8畳
  • 中容量クラス:10~12畳
  • 大容量クラス:14畳以上

この分類を踏まえながら、ご覧いただければと思います。

◎結論

先に結論から。

うるさらX おすすめ畳数

パワー重視の方:10,12畳であれば、10畳がコスパ◎
電気代重視の方:14畳がコスパ◎ 
※ただし、14畳の100V仕様は室外機の大きさが一回り小さく、コスパ×なので注意です。
静音性重視の方:29畳以外ならどれもよさそう。

※おすすめ畳数:基本的に能力は上のクラス、電気代、静音性は下のクラスの方が優秀ですが、その中でも、”このクラスの割には音が静かだ”といった感じのコスパ◎のものををピックアップしています。

観点①冷暖房パワー

畳数ごとに冷暖房能力を最小能力、定格能力、最大能力、暖房低温能力(暖房のみ)でグラフ化し、比較しました!

14~26畳用の暖房最大パワーは一緒ですね。
ただし、冷房は全然違います。
また、10,12畳で比較すると冷房、暖房ともにほぼ一緒ですね。

観点②電気代

最小、定格、最大能力で1カ月間運転し続けたとして、電気代を計算し比較しました。もちろん、同じ出力で運転し続けることは決してないのでここでの電気代は実際にかかる電気代とまったく異なります。
あくまでも省エネ性をイメージしてもらうためのものです。

冷房定格時の14畳の電気代(消費電力)が12畳と同じです。14畳がかなり良さそうです!
逆に26畳の冷房フルパワー時の電気代が高く、コスパ△ですね。

観点③室内運転音

意外に重要なのが運転音です。特に寝室に設置したり、勉強部屋などの集中する空間においてはけっこう重要になってくるのでは?と思っています。
また、意外かもしれないですが冷房と暖房で運転音は異なります。

基本的に静かそうですが、29畳の冷房時の音が飛び抜けて音が大きそうです。実際に聞いたことないですが、少し気になりました。


霧ヶ峰FZシリーズと比較

◎結論

先に結論から

うるさらX vs 霧ヶ峰FZシリーズ

パワー重視の方:14畳~20畳はうるさらX、23,26畳は霧ヶ峰
電気代重視の方:全クラス霧ヶ峰が優勢
静音性重視の方:29畳を除き、うるさらがかなり優勢

FZシリーズについて詳しく知りたい方はこの記事をご覧ください!

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比較①冷暖房パワー

冷房フルパワーはほぼほぼ同じですね。
暖房について、ほぼ変わらないですが強いて言うと14畳~20畳はうるさらX、23,26畳は霧ヶ峰です。


比較②電気代

定格能力だけで見るとうるさらが良さそうですが、APFで見ると霧ヶ峰が優勢ですね。
霧ヶ峰は低負荷運転の時の省エネがいいようです。さすが省エネNo1ですね!

※電気代は定格運転時の消費電力から算出。また、1日8時間運転想定。

比較③運転音

冷房、暖房ともにうるさらがかなり静かそうですね。
ただし、なぜか29畳の冷房だけめちゃくちゃうるさそうです。。

比較④機能面

別のメーカの機械になるので、細かい機能の比較はできないですが、大きな違いでいうと下記になります。

機能の主な違い

ダイキン うるさらX:加湿機能、換気機能
霧ヶ峰 FZシリーズ:気流制御、ムーブアイによるセンサ活用

ちなみにうるさらXがメインの記事なのでうるさらX(RXシリーズ)の細かい機能を載せておきます。

価格について

市場価格の目安

2025年2月現在、最新の価格(14畳)を調査すると約20万円前後で販売されています。

意外に高くない印象です。
ちなみにFZシリーズは30万円ほど、結構差がありますね。。

価格の推移と買うタイミング

去年は夏直前の6月に平均価格が急に上がっていますが、それを除き基本的に緩やかに価格が下がって言っているようです。6月を除けばいつでもいいのではないでしょうか!

まとめ:うるさらXは買いか?

結論:こんな人におすすめ!

おすすめできる人

・手間なく、冬場に加湿をしたい人
・エアコンで換気もしてほしい人
・静かなエアコンが欲しい人

引用

ダイキン工業HP
https://www.ac.daikin.co.jp/roomaircon

価格.com

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