エアコンの内部洗浄機能は本当に効果がある?誤解されがちなポイントと正しい使い方

エアコンの豆知識

エアコンの内部洗浄機能についてご紹介します!

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この記事で分かること

★エアコンの内部洗浄機能が本当に汚れを落とすのか
★内部洗浄機能があってもカビが生える理由
誤解されやすいポイントと正しいお手入れ方法
★エアコンを長持ちさせるための具体的な対策

1. 内部洗浄機能とは?

最近のエアコンには「内部洗浄機能」が搭載されているモデルが増えています。これは、冷房運転後にエアコン内部を乾燥させることで、カビや雑菌の繁殖を抑える機能です。

しかし、多くの人が「内部洗浄=エアコンの汚れが自動的にキレイになる」と誤解しています。実際には、これは汚れを取り除く機能ではなく、乾燥させてカビの発生を遅らせるためのものです。

すなわち、この機能があるからといって、エアコン内部がずっと清潔に保たれるわけではありません。

2. みんなが勘違いしやすいポイント

誤解① 内部洗浄機能があればエアコンクリーニング不要?

答え:完全にはキレイにならない!定期的に必要かと!
内部洗浄機能では、水や洗剤を使って汚れを洗い流すわけではなく、主に「送風運転で乾燥」させるだけです。中には暖房運転で熱交換器を温めて乾燥させるものもあるそうです。

エアコン内部には、ホコリ、カビ、油汚れが蓄積し、それらは乾燥だけでは取り除けません。特に、送風ファンや熱交換器の奥に溜まった汚れは内部洗浄では落ちないため、定期的なクリーニングが必要です。

エアコンクリーニングの頻度とタイミング

クリーニングの頻度の目安としては1年に一回やれば十分すぎると個人的に思っています。
また、やる時期としては冷房終わりの秋ごろがおすすめです!

夏終わりを勧める理由

★冷房でカビが増えきったところをクリーニングで一掃できるから
★冬の間、カビなしの綺麗な状態で暖房できるから。(暖房時にカビはほぼ発生しません)
★夏付近のクリーニングは繁忙期で料金が高いから

依頼はくらしのマーケットがいいかと!

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誤解② 内部洗浄をしていればカビは生えない?

答え:乾ききらない場合もあり、カビは必ず生える
エアコンの内部洗浄機能は、エアコン内部の結露水を乾燥させるためのものですが、結露水の量が多い場合は乾燥しきれずにカビが発生することがあります。内部クリーン運転では、だいたい1時間程度送風運転させますが、ドレンパンの排水口が詰まったりなどでパンパンに水がある状態だと絶対に乾かないです。半日~1時間くらいはかかると思います。

誤解③ 自動お掃除機能と内部洗浄機能があればフィルター掃除しなくていい?

答え:フィルター掃除はいらないが、ほこりBOXの掃除やその他の掃除は必要
自動お掃除機能はフィルターのホコリを除去するだけであり、エアコン内部の熱交換器や送風ファンの汚れまでは取り除けません。そして、除去したほこりはたいがいBOXに集められるためそれを捨てる作業が発生します。それ捨てるくらいなら、フィルター掃除しても、、とは少し思ったりします。

誤解④ 乾燥運転を途中で止めてしまう?

答え:乾燥運転中に消してしまうと、カビが発生しやすくなる! 冷房を停止した後、エアコンが自動で乾燥運転を行うことがありますが、これを「まだ運転中」と勘違いしてリモコンでオフにしてしまう人がいます。この乾燥運転は内部をしっかり乾かすために重要な工程なので、途中で止めないようにしましょう。

私も最初は、停止ボタンを押したのにファンが動き続けていたので、「消えてない?」と思い、ついもう一度停止ボタンを押してしまっていました。結果的に内部クリーン運転を毎回キャンセルしていたことになります。。

3. 内部洗浄機能を活かす正しい使い方

内部洗浄機能を活用しつつ、エアコンを長持ちさせるためのポイントを紹介します。

冷房・除湿運転後は送風運転を数時間行う
内部洗浄機能だけでは完全に乾燥しきれないため、冷房使用後に送風運転を2〜3時間行うとより効果的です。これは内部クリーン運転を設定しておけば、冷房後に勝手に送風運転に切り替わり、運転後に自動で完全停止します。

また、送風運転で電気代がかかる!と心配される方も安心してください。
そして、ファンを動かすだけなので1時間運転していても電気代は1円くらいしかかかりません!

室内の湿度を下げる(除湿・換気)
湿気が多い環境ではカビが発生しやすいため、除湿機や換気を活用して部屋の湿度を下げると効果的です。

年1回の分解クリーニングを検討する
長期間使用していると、内部洗浄機能では防げない汚れが溜まってきます。なので1〜2年に1回はプロのエアコンクリーニングを依頼するのがおすすめです。

4. まとめ

まとめ

内部洗浄機能は、汚れを落とすのではなく乾燥させる機能
完全にカビを防ぐことはできないため、定期的な手入れが必要
フィルター掃除や送風運転を活用し、クリーニングの頻度を減らす工夫をする
定期的にプロのクリーニングを行い、エアコンを清潔に保つのがベスト

「内部洗浄機能があるからクリーニング不要」と思っていた方は、ぜひ今回の内容を参考にして、正しいお手入れを心がけてください!

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