エアコンを探していると、やたら目に入ってくる激安エアコン。その中でも存在感が大きいのがコンフィー(COMFEE’)です。
ネットのレビューを見ると、「コスパ最強!」「普通に使える!」みたいな良いことだけがやたら並んでいます。
……正直、ほんとかな?って感じじゃないでしょうか。
悪口というより、買ってから後悔しやすいポイントを全部さらけ出す記事を作りたかったので、今回はあえて「悪口エアコン」と題してデメリット全開+本音レビューをお届けします。
最初に断っておきますが、もちろんコンフィー自体を否定したいわけではありません。良いとこはいい、悪いとこは悪いとしっかりとお伝えしたいためこの記事を書いてみました。
■まず気になる「本体価格の安さ」の落とし穴
なぜここまで安いのか?
これは私のエアコンの設計開発経験を基にした偏見ですが、安い理由を書いてみます。
・開発費が安いから(品質上不利)
・人件費が安いから(製造品質が不利)
・製品品質が低いから
・アフターサポートが薄いから
開発費が安いときちんとした設計や品質担保がしづらいです。
また、人件費が安いと製造ラインの技術が低くなる可能性があります。
そもそも製品の品質目標が国内メーカーと比べて高くないというのもあると思います。
最後に、サポート面が弱いのでそのあたりのサービス品質が低いのも理由でしょうね。
■冷房が実は弱そう
国内主要メーカーの6畳用と比較してみると、実は最大冷房能力が高いんですよね。しかも、電力効率も悪くないんです。

ココだけ見るとすごく良さそうではあるんですが、残念ながら冷房できる運転範囲がしょぼいんですよね・・。ここが弱いと実使用上での冷えの弱さを感じることが出てきます。カタログスペックはあくまでも一定条件下でのパワーなので、極端に暑い日とかに全然冷えない・・なんてことになるかもです。
特に日当たりがいい部屋や室外機の熱風がこもるような設置状況だと、より冷えの悪さを感じることになると思います。あと、壊れやすくなります。
| メーカー | 冷房可能温度 |
|---|---|
| 三菱電機 | 50℃ |
| ダイキン | 50℃ |
| パナソニック | 50℃ |
| コンフィー | 48℃ |
■静音性の誇大表現

静音性が高いですよ~と謳っているのですが、確かにデシベル値だけでみたら、26dBとほぼ無音な運転音となっています。

ですが、これは風量「しずか」モードの話であって、こんなものはどのメーカーも同じくらいの数値が出ますし、特に書く必要がないので載せていません。じゃあなぜコンフィーは記載しているかというと、他に書くことがないからだと思います。
ぱっと見で見れば、「なんか静かそうなんだぁ」という印象を受けますよね。そこを狙っているのではないでしょうか。
しずかモード以外の静音性はどう?

これはしずかモードではなく、定格運転時の静音性ですが、かなり低いですよね。これを見ると、静音性が高そうな様に思いますが、数値が低すぎてほんとかな?っていうのが正直なところです。
普通はカタログ値に対して個体差を考慮し、外れ値(音がでかめのエアコン)のエアコンだったとしてもクリアできるように設計すると思いますが、海外メーカーだとぎりぎりでもクリアしてたらOK!みたいなノリでやってるかもですね。(これは単なる妄想です。)いずれにせよ、あまり余裕を持たせた構造設計になっていないような気がプンプンします。
あと、これは送風音についての話ですが、冷媒通過音(シューみたいな音)などの異音系の音が気になるところです。私も昔、格安エアコンで暖房霜取り時の冷媒の流れる音に悩まされた記憶があります。この辺りはカタログではまったく分からないので、怖いところですよね。
■省エネ性能が低そう

省エネ性能の指標であるAPFは他のスタンダードモデルを同じですが、年間の消費電力量がcomfeeだけちょっと高いです。
これはさすがにいただけない数字ではないでしょうか?冷房可能温度と同じ話で、各社足並みをそろえている水準にまで達していないことが問題だと思います。
■サポート・保証の不安
comfee公式サイトや、Amazon、楽天などでサポート面を見てみましたが、内容的に不安が残る内容かなと思っています。
HPの下の方にアフターサービスについての問い合わせフォームがありました。Amazonや楽天などでの注文番号があれば、問い合わせが可能になっています。特に保証期間についての記載は見当たらなかったです。

商品ページからアフターサポートの問い合わせができるようです。Amazonで購入した人はここから問い合わせるのもアリですね。

また、1年間の保証がある旨の記載を見つけました。ただし、保証規定などが分からないので詳細は不明です。

コンフィー楽天市場店のよくある質問のページでは以下の記載がありました。保証やサポート体制はあるみたいですが、肝心の詳細が分からないですね。弊社保証規定を知りたいのですが、私調べでは出てこなかったです。

国内メーカーほどの安心感はない


特にダイキンはアフターサポートが充実しており、即対応してくれることを考えると、コンフィーはやはりサービス面にはそこまで期待できなさそうですね。。
■耐久性の不安。3〜5年後が山場

設計寿命が比較的短め
国内メーカーは10年以上を前提にして、且つ使い方によっては20年,30年も持っているメーカーも多くあります。
一方で、海外メーカーだと割とすぐ壊れる傾向は確かにあります。数年しか使っていないH社のエアコンの故障買い替えなども多く見ます。もちろん国内メーカーもありますが・・。割合がちがいますね。
一つ一つの部品がやはり安っぽくて、壊れやすそうなので当たり前と言えば当たり前の結果なのかなと思っています。
長期使用では損しやすい
なので、賃貸でとりあえず数年安く使いたい!などの要望でない限り、あまりおすすめはしないです。
■ネットの「良いレビュー」が信用できない理由
初日レビューは当てにならない
レビューって、だいたい購入してすぐに書くものなので悪い評価はあまり見当たらないです。あるとしても、初期不良や梱包が雑、工事業者にぼったくられたなどであり、どれもエアコンの製品評価自体のレビューが無いのが現実です。
■「買って後悔する人」と「買って満足できる人」
後悔しやすい人
節電重視、長期使用、新築、室外機置場が狭い(熱がこもりやすい)の人は向きません。
満足しやすい人
賃貸で使用、サブエアコンとして使用する人、使用時間が短い、とにかく初期費用を抑えたい人は向いています。
■それでもコンフィーが選ばれる理由と後悔しない買い方
安さはやっぱり魅力!
サブエアコンとしては十分にコスパが良いです!
国内メーカーの代替候補
シャープDHシリーズや東芝U-Mシリーズなどが国内メーカー内での格安エアコンになります。
海外メーカーはちょっと・・という方にはいい選択肢かと思います。
■comfeeの価格
ご購入の際は、よろしければこちらのリンクをご活用いただけると励みになります!
注意:comfeeの14畳用エアコンは100V電圧なので、エアコンの買い替えなどの際はご注意ください。他メーカーの14畳用エアコンのほとんどは200Vなので。
| 畳数 | 最新価格をチェック! |
|---|---|
| 6畳用 ★おすすめ | |
| 10畳用 | |
| 14畳用 |
■まとめ:コンフィーは“割り切り型ユーザー向け”
結論として、コンフィーは「安くて最低限動けばいい」という人にはアリ。しかし、夏場にガッツリ使う・長く使いたいという人にはおすすめしません。


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