2025年4月、「AQUA（アクア）」から新しくエアコン「Eシリーズ」が登場しました。聞き慣れないメーカー名に「どんな会社なの？」「ちゃんとしたエアコンなの？」と気になる方も多いと思います。
アクアはもともと三洋電機の家電事業を引き継いで誕生した日本発のブランドで、現在は中国・ハイアールグループの傘下として、冷蔵庫や洗濯機などを中心に製品を展開しています。
そんなアクアが、ついにエアコン市場にも本格参入。
この記事では、アクアEシリーズの特徴をわかりやすく紹介しながら、同じシリーズ名のダイキンとの性能・機能性の違いも交えて解説します。
「アクアのエアコンって実際どうなの？」という疑問を解決していきます！
※この記事にはプロモーションを含みます。
■アクアの機種シリーズ
まず、紹介する機種がエアコン界でどのような位置づけいるかについて紹介！私の独断と偏見でモデルを分けた時に、AXシリーズはDランクに位置づくエアコンとなります。
アクアってどんなメーカーなの？
アンバサダーは羽生結弦さんですね。
AQUA（アクア）は、もともと日本の家電メーカー・三洋電機の家電部門から生まれたブランドです。三洋電機がパナソニックの傘下になったあと、2011年に中国のハイアールグループに家電事業が引き継がれ、2016年に現在の「アクア株式会社」が設立されました。ハイアールからもエアコンを出していますが、アクアからは住宅設備用モデルとして、2025年4月から新規参入しています。
ベースはサンヨーやパナソニックのエアコンになるので、信頼性はある程度はあるかなという印象です。
アクア シリーズ一覧
2025年4月にハイグレードモデルとスタンダードモデルの2シリーズが展開されています。(ちょっとダイキンを意識してる？)
| ハイグレードモデル | スタンダードモデル |
|---|---|
| AXシリーズ | Eシリーズ |
機種名一覧(2025年モデル)
| 畳数 | AXシリーズ |
|---|---|
| 6畳用 | AQA-E225A |
| 8畳用 | AQA-E255A |
| 10畳用 | AQA-E285A |
| 14畳用 | AQA-E405A2 |
国内全エアコンのシリーズ一覧
左が住宅設備用モデルで右が家電量販店モデルです。
※アクアは記載していません。
※モデルチェンジなどで適宜ランクは変動します。
■アクアEシリーズの魅力とは？
まずはデザインから。
AXシリーズと同様にEシリーズもハイアール機をベースに作られていますね。室内機の前面パネルの形状が微妙に違いますが、外観はほぼ一緒といえそうです。
Eシリーズの主な特徴
価格は抑えられつつも、意外と高機能なエアコン！
特徴① 室内機/室外機を凍らせて洗浄！
ダブルというのは室内機も室外機も両方という意味ですね。
凍結させて洗浄する機能がかなり増えてきましたね。日立やハイセンスなどにもありますが日立が特許を取得しています。どうやりくりしてるのかが気になる所です。うまく特許を避けているのかな？
特徴② 風向設定がいい感じにできる！
風向設定って、一方向タイプかスイングし続けるタイプかに分けられますが、このアクアエアコンでは「上寄りのエリアでスイング」みたいなことができます。
冷房で「水平方向に固定するのがいいらしいけど、ちょっとだけスイングしてほしいな」という要望に応えてくれそうです！
冷房時は「上寄りのスイング」、暖房時は「下寄りのスイング」にするとより快適になるかも！
■ダイキンと似ている？
最初にアクアのエアコンを見た時に、ダイキンに似せている？という印象を受けました。
①シリーズ名が同じ
②リモコンが似ている。
2個だけなんですけどね・・
①シリーズ名が一緒
EシリーズもハイグレードモデルのAXシリーズもダイキンのシリーズ名と同じです。
シリーズ名が被ることはよくありますが、だいたいみんなが使いたがるXシリーズとかZシリーズとかです。それはなんとなく分かりますが、AXシリーズは・・。
②リモコンがどことなく似ている
※これはAXシリーズの話です。
AXシリーズが同じで”AI快適自動”というボタンまでほぼ一緒ですね。
他のボタンや、液晶部分が違うのでほんのり似ているなぁというくらいです。
■ダイキンEシリーズとの比較
スペック的にも似ているの？
同じEシリーズということで、ダイキンのEシリーズと以下の4つの観点からスペック比較してみました。
①冷暖房パワー②省エネ性能③静音性④機能性
◎結論
①冷暖房パワー：14畳用以外は同じくらいの強さ！
②省エネ性：まったく同じ！
③静音性：アクアが優勢！
④機能性：ダイキンが圧倒的に強い！
①冷暖房パワー
暖房
14畳用以外は互角！
※12畳用が無いのでグラフが途切れています。
6,8,10畳用はほぼ同じくらいですね。
ただし、14畳用になると明確な差が出ています。
あと、最小能力値が小さいので細やかな制御ができそうな感じもあります！
冷房
ＡＱＵＡがちょっとだけ優勢！
6畳用パワーはダイキン以外のスタンダードモデルと比べても高いです。
②省エネ性
まったく一緒です！
ここは他メーカー含め、スタンダードクラスは軒並みAPFが同じなのでこんなもんかと！
③静音性
カタログ値的にはAQUAが全体的に静かそう！
かなり静かめな印象です。
このあたりは口コミとかを参考にしたいところですが、まだエアコンが市場参入して間もないのでレビューとかはなかなか見当たらないですね。
④機能性
機能性はかなり高め！
| 機能 | ダイキン | アクア |
|---|---|---|
| (ダイキン)E | (アクア)E | |
| 総合評価 | ★6.5点 | ★4.5点 |
| 自動お掃除 | – | – |
| AI | – | – |
| スマホ対応 | △ | – |
| 換気 | – | – |
| 加湿 | – | – |
| 空気清浄 | ○ | – |
| 内部洗浄（熱交換器） | ○ | ○ |
| センサー | – | – |
| 送風 | ○ | ○ |
| 風向自動（上下） | ○ | ○ |
| 風向自動（左右） | ○ | ○ |
| 即暖 | ○ | – |
| 再熱除湿 | – | – |
| 温度刻み | 0.5℃ | 0.5℃ |
| カラー数 | 1種類 | 1種類 |
| 冷房可能温度 | 50℃ | 50℃ |
| 暖房可能温度 | -15℃ | -15℃ |
| その他 | – | 室外機洗浄 |
※記載内容には誤りがある可能性があります。メーカー公式サイト等でご確認ください。
ダイキンEシリーズがスタンダードクラス界ではかなりの高機能エアコンなことを考慮すると、アクアEシリーズもかなりの高機能だと思います！
■アクアEシリーズの価格
ご購入の際は、こちらのリンクをご活用いただけると励みになります！
2025年10月時点で、Amazonでは販売していないようです。
アクア（AQUA） Eシリーズ
| 畳数 | 最新価格をチェック！ |
|---|---|
| 6畳用 | |
| 8畳用 | |
| 10畳用 | |
| 14畳用 |
■購入時の注意点
実は2種類のモデルがあります
まず、知っていただきたいのが、エアコンには多くの場合、住宅設備用モデルと家電量販店モデルの2種類があります。そしてネットで購入する場合は、必ず住宅設備用モデルを選びましょう。というのも、ネット上で販売されている家電量販店モデルは価格が高めになることが多いです・・
とはいえ、そもそも「どの買い方が一番安く、自分に合っているのか分からない」という方も多いはずです。実際に私も家電量販店で値引き交渉を行いましたが、値引き後の価格とネット価格を比較すると、ネットの方が安いという結果になりました。もちろん、交渉次第ではさらに安くなる場合もありますが、逆に高くなることもあります。
総合的に見て、ネット購入は平均して90点くらいを取れる印象なので、本サイトではネット購入をお勧めしています。もちろん家電量販店で買うのも全然OKだと思います！自分が納得した上で買えればなんでもOKです！
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