「エアコンをつけたいけど、設置スペースが狭くて…」そんな悩みに応えるのが、富士通ゼネラルのノクリアCH・RHシリーズです。
室内機の横幅はなんと728mm、縦幅250mmという業界最小クラスのコンパクトボディで、幅の狭い壁面にもスッキリ収まります。CHシリーズはシンプルでお手頃なスタンダードモデル、RHシリーズはフィルター自動おそうじ機能を搭載した高機能モデル。どちらも省スペース性に優れながら、清潔機能や暖房効率にもこだわった設計で、寝室や子ども部屋、賃貸住宅にもぴったりです!
本記事では、それぞれの特徴と選び方のポイントをわかりやすく解説します!
- ノクリアRH・CHシリーズの特徴と性能
- 他メーカーとの違い
- エアコン評価(パワー・省エネ・静音・機能・価格)
- 評判や辛口コメント
※100V、200V機がある場合は、200V機で評価しています。
100V機だと性能がやや下がりますのでご注意ください
※プロモーションあり
失敗しないために!まずはエアコンの畳数チェックから
「この部屋に何畳用を選べばいいんだろう…?」と悩んでいませんか?
ご安心ください!下のツールを使えば、部屋の広さや条件に合わせてピッタリの畳数がわかります。
エアコン選びを失敗しないために、まずは確認しておきましょう。
【エアコン畳数 目安計算】
※このツールはエアコン選びの「目安」を分かりやすく知るためのものです 😊
実際の冷え方・暖まり方は、天井高さ・間取り・断熱性能などにより異なります。
あくまで参考としてお使いください。
■富士通ゼネラルの機種シリーズ
まず、紹介する機種がエアコン界でどのような位置づけいるかについて紹介!
私の独断と偏見でモデルを分けた時に、
RH,CHシリーズはCランクに位置づくエアコンとなります。
富士通はnocria(ノクリア)という名称です。
ちなみにnocriaを逆から読むと、aircon(エアコン)になります。

※モデルチェンジなどで適宜ランクは変動します。
次に富士通エアコンの省エネ性・機能性について紹介です。
住宅設備用モデルと家電量販店モデルでシリーズ名が違うことが多いです。
■住宅設備用モデル

■家電量販店モデル

機種名(6畳用の場合):AS-RH225S
AS:ルームエアコン?
RH:シリーズ名⇒RHシリーズ
22:容量[kW]⇒2.2kW
5:2025年モデル
S:累進記号?
(2):室内機200Vコンセント
最後に畳数ラインナップです。
RH・CHシリーズは6~18畳の標準的なラインナップとなっています。
ただし、RHシリーズの12畳はないのでご注意ください。

家電量販店モデルについて
本記事では住宅設備用エアコンについて紹介しています。家電量販店のモデル名が異なるため、「あれ?売ってないぞ!」とならないようにご注意ください。
基本的に住宅設備用モデルと家電量販店モデルはモデル名は異なりますが、基本性能は同じで機能面に多少違いがある程度です。ちなみに家電量販店モデルの方が価格は高い傾向にあります。
ゆえに、家電量販店でエアコンを購入予定の方は本記事を参考にしつつ、機能面の確認をすることをお勧めいたします。
もしくはネットで住宅設備用エアコンを購入し、くらしのマーケットなどで良さそうな業者さんを選ぶのもいいですよ!
ちなみに、下請け作業じゃない業者さんがベストです
↓こんな文言があればOK

RHシリーズ⇒Dシリーズ(20畳用がラインナップされています)
CHシリーズ⇒Cシリーズ(12畳用がラインナップされていません)

家電量販店モデルの特徴は?
■Dシリーズ
DシリーズをRHシリーズと並べるのは微妙かとも思いましたが、本記事では同じエアコンとして扱うことにします。
RHシリーズとの違い①:室内機の幅が違う
幅が50mmほど大きく、奥行も数ミリ大きいです。
そして、リモコンの形状も違います。(Wシリーズと同じ形状っぽい)

RHシリーズとの違い②:人感センサーがパワーUP
不在時の機能だけでなく、部屋にいるときもセンサーで快適性をUPしてくれます!


RHシリーズとの違い③:省エネ性UP
室内機が大きくなったことで、性能に余裕が生まれて省エネ性が少しUPしています。
とはいえ、18畳クラスで年間1200円程度の電気代上昇程度ですね。
ちなみに6,8,10畳の年間電気代は変化ありませんでした。
例)左:RHシリーズ(18畳)、右:Dシリーズ(18畳)


■Cシリーズ
CHシリーズとの違い①:省エネ性が微UP
わざわざ書くことでもないレベルですが、カタログスペックが異なるため記載します。
8,10畳の年間消費電力量がやや減っており、電気代が少し安くなりそうです。
どれくらいかというと、年間で数百円程度です。
さすがに誤差レベルですね。失礼しました。。
■ノクリアRH・CHシリーズの魅力とは?
まずはデザインから。
■RHシリーズ
横幅が全エアコンでNo.1のコンパクトさです!しかも、僅差ではなく圧倒的に!
CHシリーズも同様の横幅です。


■CHシリーズ
RHシリーズと横幅、高さは同じです!
ただし、CHの方が奥行が薄くて、さらにコンパクトになっています!
コンパクト界の王様ですね。
サイズ以外では、RHと違って人感センサ搭載されていません。

リモコンは一緒っぽいですが、背面のひっかけ構造がプラスされていますね。

※富士通ゼネラルHPより引用
RH・CHシリーズの主な特徴
一言でいうと、
超コンパクトエアコンなのにパワーも省エネ性も両立した欲張りエアコン!
特徴① 超コンパクト!
室内機の横幅728mmは群を抜いて、コンパクトなんです!
次点でコンパクトなのがシャープやアイリスなどのコンパクトモデルの770mmです。
ちなみに一番横幅が大きいエアコンが富士通ノクリアXシリーズとZシリーズで898mmです。
ノクリアは横幅のバリエーションがすごいですね・・
特徴② カビに強い!
ノクリアは全シリーズ通して、各パーツが防カビ仕様になっていたり、熱交換器の加熱除菌などけっこういろいろとカビと戦っているイメージです。うれしいですね。
お子さんがいる家庭などにおすすめしたい機種になります。

■ライバル機種との比較
同じCランク帯の中でも、このエアコンはどこがすごいのか?
下記5項目で比較して、ノクリアRH・CHの強みを見ていきます!
①冷暖房パワー②省エネ性能③静音性④機能性⑤サイズ・価格

※Cランクは多すぎるので勝手にピックアップしています
◎結論
では、先に結論から
①冷暖房パワー比較:6,8,10畳が◎
②省エネ性比較:RHの14,18畳が◎
③静音性比較:RHもCHも静音性◎
④機能性比較:平均くらいの機能数
⑤サイズ・価格:幅は超コンパクト!価格はRHが高め、CHはお手頃価格。
比較①冷暖房パワー
■暖房パワー
両シリーズとも6~10畳あたりのパワーがあります。
CHシリーズの12畳に至ってはかなりパワフルかと思われます!
富士通全体として、6~12畳あたりが強いイメージですね。


■冷房パワー
ここはどのメーカーも似たり寄ったりかと。
ただ、シャープFTシリーズ14畳の冷房が強いですね。なぜこんな飛び出てるのか謎です。


比較②省エネ性
ここも似たり寄ったりな感じですね。ほぼ同じすぎて、グラフもかなり重なっています。
でも!ノクリアRHの14,18畳が頭一つ抜けてますね!


比較③室内運転音(冷暖平均)
ノクリアはほんとに静音性が高いですね!
どのシリーズも静音性◎です!


※運転音はあくまで参考程度にしてください。
運転音の数値は定格運転時のものであり、実際の使用環境では運転状況によって音が変わることがあります。たとえば、負荷がかかると動作音が大きくなることもあるので、その点はご注意ください。「こんな条件だったら、こんな感じの音です~」くらいの雰囲気です。
比較④機能面
全体で見ると、平均くらいの機能性ですね。
RHシリーズとCHシリーズで比較すると、お掃除ロボ、人感センサーなどが大きな違いになってきます。

※記載内容には誤りがある可能性もあります。メーカー公式サイト等でご確認ください。
比較⑤サイズ
14畳で比較してみました。
※畳数によってサイズの関係性は変わります。
■室内機
・幅がやはりコンパクトですね!高さも小さいです!
ただし、奥行は平均くらいですね。
■室外機
・平均的な大きさです。

比較⑥価格
シャープFHがこんなに高いのか?などの疑問が残るとは思いますが、
ざっくり価格はこんな感じです。
14畳についてですが、RHシリーズがやや高いかなという印象で、CHシリーズはかなり良心的な価格ではないでしょうか!

※記事投稿時の段階でできるだけ安いショップを掲載しており、工事費なしのエアコン単体の価格になります。
※対応畳数やモデルの年度が違うと、価格の傾向も変わってきます。
※2024年モデルと2025年モデルなど、複数の年度のモデルが混在しています。
※季節家電のため価格は年中を通して大きく変動します。
※100V/200Vの両方あるタイプは200Vタイプを掲載しています。
ご購入の際はコンセント対応電圧の確認をお願いします。
6畳用の価格
記事作成時の最安価格を掲載しています(※筆者調べ)。
ご購入の際は、こちらのリンクをご活用いただけると励みになります!
工事費込み価格(RHシリーズ):現在取扱なし
エアコン単体(RHシリーズ):¥116,798~
工事費込み価格(CHシリーズ):¥95,350~
工事費込み価格(Cシリーズ:2024年モデル):¥66,980~(かなりお得かと)
エアコン単体(CHシリーズ):¥76,780~
10畳用の価格
工事費込み価格(RHシリーズ):現在取扱なし
エアコン単体(RHシリーズ):¥135,956~
工事費込み価格(CHシリーズ):¥108,550~
工事費込み価格(Cシリーズ:2024年モデル):¥86,000~(かなりお得かと)
エアコン単体(CHシリーズ):¥87,945~
14畳用の価格
工事費込み価格(RHシリーズ):現在取扱なし
エアコン単体(RHシリーズ):¥165,618~
工事費込み価格(CHシリーズ):¥133,850~
工事費込み価格(Cシリーズ 100V:2024年モデル):¥94,980~
↑100V電圧の機種で200Vよりパワーがやや落ちますが、需要がありそうなので載せておきます。
エアコン単体(CHシリーズ):¥115,280~
■ほんのり辛口コメント
今までの評価はカタログスペックを基に基本的に良い部分を紹介しています。
ただし、デメリットや良くない評判はどのエアコンにも必ずあります。
そこで私が調べてちょっと感じたことを辛口コメントとしてここに残しておきます。
※私の主観要素が多めなので「なんか勝手に言ってるわ」くらいの感じでみてください。
辛口コメント1
RHシリーズの価格が少し高いかなという印象です。
14畳用でCHシリーズと5万円の差があるのはさすがに大きいかなと。
お掃除ロボの影響が大きそうですね・・
■RH・CHシリーズまとめ
最後に、富士通ゼネラル ノクリアRH・CHシリーズがおすすめの人を最後にまとめます。
- 省エネ、パワー、静音性など基本性能がしっかりしたものが欲しい人
- 6,8,10畳でトータルバランスがいいエアコンが欲しい人
- 静音性が高いエアコンが欲しい人
おすすめの買い方
最安値で設置したいなら、ネット購入が圧倒的にお得!
エアコンの価格は日々変動しますが、基本的にモデルチェンジ前の冬や、夏の終わりの在庫一掃セールが狙い目です。
設置は「くらしのマーケット」などのサービスを活用!
ネットでエアコン単体を購入した後は、くらしのマーケットなどで実績のある業者を選ぶのがおすすめ。顔が見えるので安心して依頼できます!
家電量販店も選択肢のひとつ!
「調べるのが面倒!設置もすべてお任せしたい!」という方は、家電量販店での購入もアリ。保証が充実している点もメリットです。
※本記事の住宅設備用モデルと家電量販店モデルはシリーズ名が違うのでご注意ください。
自分に合うエアコンを知りたい!という方へ
今回ご紹介したシリーズ以外にも、実はまだまだたくさんの機種があります。
全メーカーを合わせると シリーズ数はなんと約65種類、個別の機種数にすると450種類以上 にものぼります。
…これだけあると、エアコン選びって本当に悩ましいですよね。
「まだどの機種にするか決めきれない…」
「候補はあるけど、他にもいいのがあるかも?」
そんな方にこそ試していただきたいのが、おすすめ機種診断です!
ご希望の機能や価格帯を選んでいただくだけで、
私の独断と偏見で(でも真剣に!)ぴったりの機種をご提案させていただきます!

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