【内部クリーンとは？】メーカーで全然違う！機能と使い方を解説！

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エアコンを購入するときや使っているときに、「内部クリーン」という言葉を目にしたことがある方は多いのではないでしょうか。

「お掃除機能と何が違うの？」「運転がなかなか終わらないけど大丈夫？」「電気代が無駄なのでは？」など、内部クリーンについては多くの疑問を持ってる方が多いのではないでしょうか？

内部クリーン運転は、冷房や除湿の後にエアコン内部(主に熱交換器)を乾燥させて、カビや臭いの発生を予防する大切な機能です。しかし、使い方を間違えたり、正しい仕組みを知らないと、せっかくの機能を十分に活かせないことになります。私も以前はいろいろと使い方を間違っていました・・

この記事では、内部クリーンの基本から、仕組み、運転時間や電気代の目安、各メーカーの違い、そして誤解されやすいポイントまで詳しく解説します。

さらに、すでにエアコンが臭っている場合の正しい対処法と、おすすめのエアコンクリーニングサービスも紹介しています。※プロモーションあり

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■内部クリーンとは？お掃除機能との違い

エアコン選びでよく見る「内部クリーン運転」と「お掃除機能」。名前が似ていますが、役割はまったく異なります。

■よくある疑問と解説

エアコンの内部クリーンについては、「本当に必要？」「電気代がかかるのでは？」「臭いは取れるの？」など、使っているといろいろと疑問が出てくると思います。
ここでは、ネットでよく見る疑問をピックアップし、正しい情報とあわせて分かりやすく整理しました！

疑問	答え
内部クリーンはお掃除機能の一部？	別物です。お掃除機能はフィルター掃除、内部クリーンは内部乾燥。
冷房後に運転が終わらないのは故障？	冷房後に自動で内部クリーンが作動しているだけです。停止ボタンを押さないで！
内部クリーンは何分かかるの？	メーカーや機種によるが40分～240分程度。
電気代がかかるのでは？	シンプルな内部クリーンなら数円程度。
内部クリーンでカビの臭いが取れる？	あくまで予防機能。すでにカビが発生している場合は効果はほぼない。

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■内部クリーンの仕組み・時間・電気代

①仕組み

エアコンの内部クリーンは、冷房や除湿の運転で発生した結露水を乾燥させるための機能です。
冷房運転中、熱交換器には空気中の水分が水滴となって付着します。(コップに水滴つくやつと同じ原理です。) この水分をそのまま放置するのはお風呂に入った後に、換気せずに浴室を締め切っているのと同じ感覚です。これだとお風呂はヌメヌメのカビだらけになりますよね・・

内部クリーンでは、運転停止後に自動で送風や弱暖房運転を行い、熱交換器やドレンパン、送風路などの内部を乾かし、カビの繁殖を抑えます。
乾燥方法には「送風乾燥」と「加熱乾燥」の2種類があり、加熱乾燥の方が短時間で且つしっかりと乾燥できるため、個人的にはかなり効果的と思っています。

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②運転時間

内部クリーンの運転時間は、メーカーや機種、そして乾燥方法によって大きく異なります。
ざっくりですが平均すると2時間程度かなと思います。

具体例を挙げると、私が調べた範囲では、最短で約40分、最長で約240分と幅があります。
例えば、三菱電機の「内部クリーン light」は加熱乾燥で約40分と短めです。
一方で、パナソニックの内部クリーンは加熱乾燥の場合で最大約95分、送風乾燥だと最大約240分と、同じメーカーでも乾燥方法によって運転時間が大きく異なります。

メーカー(例)	名称	内部クリーンの運転時間
三菱電機	内部クリーンlight(加熱乾燥)	約40分
ダイキン	ストリーマ内部クリーン(加熱乾燥)	約140分
パナソニック	ナノイーX内部クリーン(加熱乾燥)	最大95分
パナソニック	ナノイーX内部クリーン(送風乾燥)	最大240分

時間は長い方がいい？

個人的な考えになりますが、内部クリーンは内部をしっかり乾かさないと意味がないので、基本的には運転時間が長い方が安心だと思っています。
とはいえ、理想は「短い時間でしっかり乾燥させてくれること」です。

たとえば、三菱電機の「内部クリーン light」は加熱乾燥で約40分と、他社と比べて短めです。
これが40分でも内部を完全に乾かせているのであれば、むしろ効率が良くて理想的です。

ただ、もし三菱が熱交換器だけを短時間で乾かしている一方で、パナソニックが倍以上の時間をかけてドレンパンなど奥の水分までしっかり乾燥させているのだとしたら、私は後者を選びたいですね。

このように、単純に「短いから良い、長いから悪い」とは言えない部分もありますが、目安としては運転時間が長い方がより確実に乾燥できると考えています。

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③電気代

内部クリーンを作動させると、当然ながら多少の電気代はかかります。
ただ、1回あたりの目安は数円程度と、意外と負担は小さいんです！

このわずかな電気代を節約しようとして内部クリーンを止めてしまうと、エアコン内部が完全に乾燥せず、カビや臭いの原因になることがあります。結果として、後からエアコンクリーニングを依頼する必要が出てしまい、かえって高くつくのはあるあるです。

長い目で見れば、内部クリーンをしっかり使ってカビを防ぐ方が経済的といえるでしょう。

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電気代の例

先ほどの運転時間の例で言えば、パナソニックの内部クリーンは比較的運転時間が長い割に電気代は抑えめです。これは、ゆっくりファンを回したり、微弱な暖房で時間をかけて乾燥させるなど、効率的な方法を取っているからかもしれません。(ただの憶測ですが)

メーカー(例)	名称	内部クリーンの電気代
富士通ゼネラル	熱交換器加熱除菌	約6.1円/回
ダイキン	ストリーマ内部クリーン	約4円/回
パナソニック	ナノイーX内部クリーン	約1.7円/回

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■メーカー別｜内部クリーン機能の比較

内部クリーンの乾燥方法や除菌方法はメーカーごとに特徴があります。ざっくりですが、国内主要メーカーの内部クリーン機能をまとめてみました。

内部クリーンは洗浄⇒除菌⇒乾燥が大まかな流れになります。

スタンダード機能

下位機種にも展開している、各メーカーのスタンダード的な内部クリーンの名称と機能をまとめてます。名称が微妙に違うのもややこしいんですよね・・

上位機能

上位機種にだけ展開している機能も含めて、各メーカーのフラグシップ的な内部クリーンの名称と機能をまとめました。

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■内部クリーンをやっていても臭い・・

「内部クリーンをちゃんと使ってるのに、どうしてエアコンが臭うの？」
あるあるですね。

そもそも内部クリーンは、エアコン内部を乾かしてカビの発生を遅らせる『予防・延命措置』 くらいの立ち位置です。ましてや、内部にこびりついたホコリや、すでに生えてしまったカビを取り除く機能ではありません。毎日お風呂掃除をしていても、どうしてもカビが生えてしまうのと同じ感覚ですね。

「じゃあ、内部クリーンって意味ないじゃん！」
そう思うかもしれないですが、内部クリーンを使わなかったら環境によってはワンシーズンでカビが生えるので、内部クリーンが大事な機能であることに間違いはないです。

対処法

以下のような場合は、お手上げなのでプロによるエアコンクリーニングを検討してください。

・送風したときにカビ臭がする
・黒い汚れが吹き出し口に付着している
・水漏れや黒い水が出る

カビを放置するとアレルギーや健康被害のリスクもあるため、早めの対応がおすすめです。

エアコン洗浄スプレーって効果ある？

市販のエアコン洗浄スプレーなどもありますが、正直なところ効果はあまり期待できないと思います。というのも、エアコン内部のカビ汚れは薬液だけで溶かして落とすというよりも、物理的にこそぎ落とす必要があります。
実際、高圧洗浄機を使っても、熱交換器の細かいアルミフィンの奥に入り込んだカビを完全に除去するにはかなりの水圧と時間が必要です。
市販のスプレーの圧力では、奥まで届かない上に、表面を少し濡らすだけに終わってしまい、かえってカビの栄養分を残してしまうこともあります。

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■おすすめのエアコンクリーニングサービス

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