「ダイキンのFシリーズにしよ!」と思っている方へ!今回ぜひ、知ってほしいのがGXシリーズという存在です。
ダイキンのFシリーズとGXシリーズは室内機のデザインや搭載機能はほぼ同じですが、実は省エネ性能や冷暖房のパワーには大きな差があるんです。
GXシリーズは室内機もスリムで扱いやすく、性能を考えるとまさにコスパ最強クラス。とくに14畳用を探している方には、絶対に候補に入れておきたい一台です。
この記事では、FシリーズとGXシリーズの違いをわかりやすく比較しながら、なぜGXシリーズが実は狙い目なのかを解説していきます!
個人的に14畳用ではかなりお気に入りの1台!
というわけで、いつも以上に推しポイントを全力で語ります!
※プロモーションあり
■ダイキンの機種シリーズ

まず、紹介する機種がエアコン界でどのような位置づけいるかについて紹介!私の独断と偏見でモデルを分けた時に、GXシリーズはBランクに位置づくエアコンとなります。
ちなみに、ダイキンのエアコンはよく「うるさら」と呼ばれていますが、実はこれ、全モデル共通の愛称ではありません。「うるさらX」などの名前で知られているのは、RXシリーズやRシリーズといった一部の上位モデル限定なんです。三菱電機の「霧ヶ峰」が壁掛けルームエアコン全体の愛称なのに対し、ダイキンの「うるさら」はあくまで特定モデルにつけられたシリーズ名という点は意外と知られていないかもしれません。
ダイキン シリーズ一覧
ダイキンエアコンのシリーズをざっくりまとめてみました。

GXシリーズの機種名
機種名(6畳用の場合):S224ATGS
S:??
22:畳数、容量[kW]⇒6畳用、2.2kW(他の畳数は下の表を参考にしてください)
4:2024年モデル
AT:??
G:GXシリーズ
S:室内100V電源
(P):室内200V電源
(V):室外200V電源
■畳数換算表
6 畳用 | 8 畳用 | 10 畳用 | 12 畳用 | 14 畳用 | 18 畳用 | 20 畳用 | 23 畳用 | 26 畳用 | 29 畳用 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
22 | 25 | 28 | 36 | 40 | 56 | 63 | 71 | 80 | 90 |
国内全エアコンのシリーズ一覧
左が住宅設備用モデルで右が家電量販店モデルです。


※モデルチェンジなどで適宜ランクは変動します。
■ダイキンGXシリーズの魅力とは?
まずはデザインから。
とにかくシンプルでスリム。特に注目すべきは、奥行きわずか272mmという薄さです。これは上位モデルの中でもかなり珍しく、平均より約100mmも薄型。後ほど紹介するように、性能はかなりの化け物級なのにこの薄さ。もはや異常ともいえるスリムさです!
「高性能なエアコンが欲しいけど、部屋で圧迫感のある存在感はイヤ…」そんな方には、自信を持っておすすめできる1台となっております!

Fシリーズとの違い
ざっくり違いをまとめると下のようなイメージになります。完全主観なので点数自体に意味はないですが、ざっくりこれくらい違うという私の中でのイメージです。
特に違いの大きい省エネ性と価格について詳しく見ていきます。

違い① 省エネ性

GXシリーズとFシリーズで省エネ性の指標であるAPFで比較すると上のようになりました。6~18畳エアコンにおいて、GXシリーズの方が圧倒的に省エネ度が高いですね!特に14畳エアコンの差がかなりあります。
では、なぜここまで大きな差が出るのでしょうか?その理由のひとつが、室外機の大きさです。

室外機の大きさは上のようになっており、FシリーズよりもGXシリーズの方が馬鹿でかい大きさになっています。14,18畳に関しては、上の容量の20,23畳用よりも大きいという逆転現象が起きているくらいです。これは明らかに省エネ性を上げるために室外機を意図的に大きくしていると思われます。
一般的に、省エネ性を高めるには熱交換効率の向上が重要で、そのために室外機を大型化するのは非常に有効な手段です。もちろんコストも上がるため、ただ大きくすればいいというわけではありませんが、GXシリーズの場合は、価格を抑えつつしっかりと省エネ向上している点が非常に魅力的です。
違い② 価格

ビックカメラのFシリーズ2025年モデル(14畳用)と楽天市場のGXシリーズ2024年モデル(14畳用)の価格を比較しました。(2025/7現在、GXシリーズは2024年モデルが最新です)
比較して自分でもびっくりです。ポイント抜きですが約10万円の差がありました。しかも、GXシリーズの方パワーがあって、省エネ性も高いのに安いなんて・・。
ヨドバシでも見ましたが、似たような感じでしたね。Fシリーズを買う場合は店頭でどれだけ値切れるかが勝負になりそうです。
■ライバル機種との比較
M社は省エネが強い!D社は暖房に強い!などのメーカー毎のざっくりイメージが人それぞれあると思いますが、エアコンを購入するにあたっては同じ価格帯・性能帯の中で比較するのが一番だと思っています。
今回は、GXシリーズが属するBランク帯の中で、よく選ばれている他メーカーのモデルと比較。
同じ価格帯・性能帯の中で、GXシリーズの実力を以下の4つの観点からチェックしてみました。
①冷暖房パワー②省エネ性能③静音性④機能性
◎結論
■比較対象機種

①冷暖房パワー:14,18畳が圧倒的に強い!!
②省エネ性:どの畳数も断トツで強い!
③静音性:数値的にはうるさそうだが、口コミ等では問題なさそう。
④機能性:基本的な部分は充実してます!
①冷暖房パワー
ぱっと見で分かる様に、14,18畳の暖房パワーが群を抜いて強いです!!このクラスでは敵なしといったところですね。。
冷房については、どこも同じですね。。差が出ません。


②、③省エネ性、静音性
省エネ性に関しては、暖房パワー以上に突き抜けて強いです!室外機の大きさはめちゃくちゃでかいですが、それに見合った省エネ性はあるようです。
静音性に関して、カタログ上では音が大きそうですが口コミやレビューを見る限りはそんなことはなさそう。12畳はなぜかかなり静かそう。6畳より静音性が高いとはいったいなんでしょうね・・


④機能性
同じダイキン内ではうるさらminiで有名なMXシリーズが機能面ではめちゃくちゃ充実しています。それ以外でいうと、パナソニックのEXシリーズがこのクラスでは珍しくAI機能を搭載しています。
GXシリーズはそんなBランク帯でも、かなり高機能モデルのように思います。水内部クリーンなどのカビ対策機能も充実しているので機能で物足りないと思うことはないと思います。

※記載内容には誤りがある可能性があります。メーカー公式サイト等でご確認ください。
■GXシリーズの購入リンク
ご購入の際は、こちらのリンクをご活用いただけると励みになります!
「このエアコン欲しいな~」と思って、ネットでエアコンを購入しようと思っても型番などがややこしくて検索しにくいですよね・・
定番の6,10,14,18畳エアコンの購入リンク(Amazon/楽天市場)を載せておきます。他の畳数について調べたい方は、記事の最初の方にある機種名の見方を参考に検索してみてください!
2025/7現在、GXシリーズは2024年モデルが最新です!工事ありなしなどいろいろ載せました!
- 購入前に型番、工事ありなしなどの条件確認は必ず行ってください。
- 法人限定や要荷下ろしなどが必要なものもたまにあるのでご注意ください。
- 流通や価格を考慮し、旧モデルも含めている場合があります。
6畳用の価格
10畳用の価格
14畳用の価格
18畳用の価格
■GXシリーズまとめ
最後に、ダイキンGXシリーズがおすすめの人を最後にまとめます。
- 最高にコスパのいいエアコンが欲しい人
- 室外機を置くスペースが十分にある人
- 省エネ性が高すぎるエアコンが欲しい人
- 暖房パワーもしっかりほしい人
自分に合うエアコンを知りたい!という方へ
今回ご紹介したシリーズ以外にも、実はまだまだたくさんの機種があります。
全メーカーを合わせると シリーズ数はなんと約65種類、個別の機種数にすると450種類以上 にものぼります。
…これだけあると、エアコン選びって本当に悩ましいですよね。
「まだどの機種にするか決めきれない…」
「候補はあるけど、他にもいいのがあるかも?」
そんな方にこそ試していただきたいのが、おすすめ機種診断です!
ご希望の機能や価格帯を選んでいただくだけで、
私の独断と偏見で(でも真剣に!)ぴったりの機種をご提案させていただきます!

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