今回紹介するのはシャープ【DGシリーズ】というモデルです。
家電量販店モデルのスタンダードクラスのエアコンになりますが、同じくシャープのプラズマクラスター搭載エアコンのDHシリーズとかなり似ており、違いを知りたい方もいるかと思い調べてみました!
DGシリーズの特徴としては安価なモデルでありながらプラズマクラスターを搭載しており、人に直接風を浴びせないコアンダ気流などで快適性も備えているようです。
「安くて、プラズマクラスターも欲しい!」という方は、このDGシリーズをぜひチェックしてみてください!
※100V、200V機がある場合は、200V機で評価しています。100V機だと性能がやや下がりますのでご注意ください
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失敗しないために!まずはエアコンの畳数チェックから
「この部屋に何畳用を選べばいいんだろう…?」と悩んでいませんか?
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エアコン選びを失敗しないために、まずは確認しておきましょう。
【エアコン畳数 目安計算】
※このツールはエアコン選びの「目安」を分かりやすく知るためのものです 😊
実際の冷え方・暖まり方は、天井高さ・間取り・断熱性能などにより異なります。
あくまで参考としてお使いください。
■シャープの機種シリーズ

まず、紹介する機種がエアコン界でどのような位置づけいるかについて紹介!
私の独断と偏見でモデルを分けた時に、
DGシリーズはDランクに位置づくエアコンとなります。
住宅設備用モデル一覧
シリーズ一覧にプラズマクラスターのグレードを添えておきます。
ご参考までに。

家電量販店モデル一覧
都合上、DGはCクラス、DHはDクラスとしていますがどちらも同じくらいのスペックです。

※モデルチェンジなどで適宜ランクは変動します。
DGシリーズの型番について
DGシリーズの2025年モデルは、AY-T22DG という型番になっています。
この型番にはおそらくですが、以下の意味が含まれています:
ネットで購入の際に参考にしていただければと思います。
AY- … シャープの家庭用エアコン共通の頭文字
T … モデル年を示す累進記号(おそらくアルファベット順で更新)
22 … 冷房能力(2.2kW → 6畳用の目安)
DG … DGシリーズを表す記号
年式 | 型番の累進記号 | 例 |
---|---|---|
2025年 | T | AY-T22DG |
2024年 | S | AY-S22DG |
2023年 | R | AY-R22DG |
2022年 | P | AY-P22DG |
2021年以前 | N 以降(おそらく) | AY-N22D (N-Dシリーズ) |
■シャープDGシリーズの魅力とは?
まずはデザインから。
高さは290mmと普通ですが、奥行は230mmで薄型モデルとなっています。
DHシリーズと同じっぽいです。

ブドウみたいな青いボタンがプラズマクラスターのボタンになります。
冷房とかのボタンより、プラズマクラスターボタンの方が大きくてメインになっていますね。。

DGシリーズの主な特徴
格安モデルの中で珍しく空気清浄機能を持っており、基本スペックも十分なコスパが良いエアコン!
特徴① プラズマクラスター7000あります!

プラズマクラスター7000は下位グレードに位置しますが、空気中のさまざまなニオイ物質やアレル物質をきちんと抑えてくれるようです。
上位グレードになると、消臭スピードや消臭力(例えばペットのニオイなど)がさらに強化されますが、「空気清浄機能はほしいけど、わざわざ数万円払って別で空気清浄機を買うほどでもない…」という方には、この機能で十分だと思います。
特徴② 内部清潔仕様

「熱交換器をコーティングしていて、汚れが付きにくいですよ~」というものです。機能というか、材質仕様ですね。汚れを落とすためにわざわざ機能を追加しているわけではないですが、安価モデルだとこれくらいで十分だと個人的に思います。
■DGシリーズとDHシリーズの違いは?
DHシリーズと冷暖房パワー、省エネ性、静音性、機能性、価格で比較してみました。
機種名でいうとAY-S○○DG(DGシリーズ)とAY-S○○DH(DHシリーズ)で比較しています。
DHシリーズについて知りたい方はこちら

◎結論
①冷暖房パワー:DHシリーズの暖房がほんのちょっとだけ強い
②省エネ性:まったく同じ
③静音性:DHシリーズの方が静音性が高い
④機能性:ほぼ同じだが、細かい部分は不明。
⑤価格:DHシリーズの方が全体的に安そう。
上の結論だけ見ると、DHシリーズ一択のように思いますね。
ただ、そもそもどちらもめちゃくちゃ安いので価格相場を見ながら買うのがいいかと思います!
①冷暖房パワー②省エネ性③静音性
10畳用に差があります。
微妙な差ではありますが、DHシリーズの方が暖房パワーはほんの少し高いようです。

まったく同じです。

冷房暖房ともにDHシリーズの方がけっこう静かです。
冷房暖房ともに同じ運転音なのは珍しいですね。
パワー、省エネ性、室内機サイズ、室外機サイズが同じで且つ、同じメーカー内で差が出るのはちょっと謎です。

④機能性
私がまとめた限りでは、機能面に大きな差は特に見当たりません。
暖房可能温度だけははっきり確認できませんでしたが、おそらく同じだと思います。
ただ、DHシリーズは公式カタログがないため、他にも細かい部分で違いがある可能性はあります。
例えば、DGシリーズには「コアンダ気流」や「アルミフィンコート」などの仕様があるので、こういった細かい機能の有無で差が出ているかもしれません。

※記載内容には誤りがある可能性もあります。メーカー公式サイト等でご確認ください。
⑤価格
最安値価格で見るとそこまでDGシリーズもDHシリーズも¥45,000円前後でそこまで差があるわけではないですが、平均価格で見るとDHシリーズが圧倒的に安いですね。買う場所を考えないと割高で買ってしますかもしれないですね。


■最安値価格
記事作成時の最安価格を掲載しています(※筆者調べ)。
ご購入の際は、よろしければこちらのリンクをご活用いただけると励みになります!
※購入前に型番、工事ありなしなどの確認は必ず行ってください。
畳数 | 本体のみ | 本体+標準工事費込み |
---|---|---|
6畳用 |
¥49,500~
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10畳用 |
¥64,700~
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14畳用 |
¥79,800~
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¥98,600~
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※価格は時期や販売店により変動することがあります。
※リンクがない場合はボタンは表示されません。
※確認はしておりますが、法人限定や荷下ろし条件などが付く場合があります。ご購入前に仕様や取扱条件を必ずご確認ください。
畳数 | 本体のみ | 本体+標準工事費込み |
---|---|---|
6畳用 |
¥46,500~ |
¥66,480~ |
10畳用 |
¥54,000~ |
¥77,800~ |
14畳用 |
¥93,800~ |
¥109,800~ |
※価格は時期や販売店により変動することがあります。
※リンクがない場合はボタンは表示されません。
※確認はしておりますが、法人限定や荷下ろし条件などが付く場合があります。ご購入前に仕様や取扱条件を必ずご確認ください。
■おまかせエアコン(DHシリーズ)
DHシリーズが届くとは限りませんが、プラズマクラスター搭載のおまかせエアコンというものもあるようです。ほとんどの場合、DHシリーズが来るようなのでこちらも一応ご紹介しておきます。ちなみに、かなりお手ごろ価格なので、コスパ重視の方にはけっこうおすすめです!
■ほんのり辛口コメント
今までの評価はカタログスペックを基に基本的に良い部分を紹介しています。
ただし、デメリットや良くない評判はどのエアコンにも必ずあります。
そこで私が調べてちょっと感じたことを辛口コメントとしてここに残しておきます。
※私の主観要素が多めなので「なんか勝手に言ってるわ」くらいの感じでみてください。
辛口コメント
■冷房可能温度について


カタログ上では、DGシリーズもDHシリーズも冷房可能温度は「45℃」と記載されていますが、正直ちょっと低すぎるのでは?と思っています。運転可能の定義があいまいですが、注釈を見る限り「45℃までは定格能力をキープできますよ」という意味っぽいですね。つまり、それ以上の外気温になると、おそらく能力は少しずつ落ちてくるということだと思います。
実際、他メーカーでは「50℃対応」のモデルも多く、この5℃の差はわりと大きいです。
外気温が45℃なんてそうそう無いでしょ?と思うかもしれませんが、ここでポイントになるのが室外機の吸い込み温度だという点です。
たとえば、アスファルトやコンクリ壁からの照り返し、さらに室外機の排熱を吸い込んでしまうショートサーキット現象が起きると、周囲の空気は余裕で45℃超えになりますね。
なので、室外機周辺の空気がこもりやすい場所に設置する予定の方は注意が必要かもしれませんね。
■DGシリーズまとめ
最後に、シャープDGシリーズがおすすめの人を最後にまとめます。
- とにかく冷えたり、暖かくできればいい人
- 空気清浄機能付きを割安で買いたい人
- 直射日光が当たる場所やアスファルトの上に設置しない人。
自分に合うエアコンを知りたい!という方へ
今回ご紹介したシリーズ以外にも、実はまだまだたくさんの機種があります。
全メーカーを合わせると シリーズ数はなんと約65種類、個別の機種数にすると450種類以上 にものぼります。
…これだけあると、エアコン選びって本当に悩ましいですよね。
「まだどの機種にするか決めきれない…」
「候補はあるけど、他にもいいのがあるかも?」
そんな方にこそ試していただきたいのが、おすすめ機種診断です!
ご希望の機能や価格帯を選んでいただくだけで、
私の独断と偏見で(でも真剣に!)ぴったりの機種をご提案させていただきます!

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