2025年8月現在の情報を基に作成しています。カタログ等が発行されれば、都度更新しますね。
三菱電機の最上位モデル「霧ヶ峰 Zシリーズ」に、2026年モデルが登場しました!2025年10月3日発売予定です。
ZシリーズはフラグシップモデルのFZシリーズと遜色ないパワーや機能を持っています!FZシリーズと違って、外せるパーツが多いのでお手入れもかなり簡単かと思われます!
今回の2026年モデルでは、その基本性能の高さはそのままに、不在時の節電性能がさらに進化。加えて、リモコン操作音を消せる「消音モード」や、電気代を日ごとに確認できるアプリ機能の拡充など、日常生活に寄り添う新しい工夫が加わりました。
この記事では、新モデルの注目ポイントを分かりやすく紹介しつつ、2025年モデルとの違いや、Zシリーズの性能・機能についても徹底的に解説していきます!
※この記事にはプロモーションを含みます。
■三菱電機の機種シリーズ

まず、紹介する機種がエアコン界でどのような位置づけいるかについて紹介!私の独断と偏見でモデルを分けた時に、ZシリーズはAランクに位置づくエアコンとなります。
ちなみに、三菱電機エアコンの愛称である霧ヶ峰ですが、避暑地として有名な長野県諏訪市の霧ヶ峰高原が由来だそうです。実は、床置き型や窓掛け型のエアコンは軽井沢、志賀、上高地などの愛称があったそうです。もしかしたら、霧ヶ峰エアコンではなく、軽井沢エアコンだったかもしれないですね。
霧ヶ峰シリーズ一覧
はじめに、霧ヶ峰シリーズをざっくりまとめてみました。

Zシリーズの機種名
例として、家電量販店モデルの機種名で解説します。
機種名(6畳用の場合):MSZ-ZW2226
住宅設備用モデルはおそらく”MSZ-ZXV2226″だと思われます。(現在は未発表)
MSZ:壁掛けルームエアコン?
FZ:シリーズ名⇒FZシリーズ
22:畳数、容量[kW]⇒6畳用、2.2kW(他の畳数は下の表を参考にしてください)
26:2026年モデル
(S):200V電圧
■畳数換算表
6 畳用 | 8 畳用 | 10 畳用 | 12 畳用 | 14 畳用 | 18 畳用 | 20 畳用 | 23 畳用 | 26 畳用 | 29 畳用 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
22 | 25 | 28 | 36 | 40 | 56 | 63 | 71 | 80 | 90 |
国内全エアコンのシリーズ一覧
全メーカーのシリーズ一覧です。
左が住宅設備用モデルで右が家電量販店モデルです。


※モデルチェンジなどで適宜ランクは変動します。
■三菱電機 霧ヶ峰 Zシリーズの魅力とは?
まずはデザインから。
けっこう特徴的な形をしていますね。横幅はFZシリーズよりもコンパクトですが、奥行がかなり大きいです。存在感はそこそこあるだろうな~って感じです!
ちなみにJXVシリーズ(Xシリーズ)と同じデザインです。

Zシリーズの主な特徴
FZシリーズは高すぎて手が出ない・・。FZシリーズとほぼ同じ機能を持っていて、パワーも申し分ないZシリーズは本当の意味でコスパがいいエアコンです!
特徴① 再熱除湿があります!

霧ヶ峰Zシリーズには珍しい「再熱除湿」が搭載されています。
通常の除湿運転では仕組み上どうしても冷たい風が強く出てしまいますが、再熱除湿では熱交換器を「冷やす部分」と「暖める部分」に分けて運転することで、ジメジメを取ってくれるのに冷えすぎない快適な空気を送り出せます。
電気代は少し高くなる傾向がありますが、快適さを優先する方にはかなりおすすめの機能です!
特徴② ムーブアイmirA.I.+(ミライプラス)
「ムーブアイ」という機能はご存じの方も多いと思いますが、実はグレードがあるんです。Zシリーズには、FZシリーズと同じく最高グレードの ムーブアイ mirA.I.+ が搭載されています。
名称 | 住宅設備用モデル | 家電量販店モデル |
---|---|---|
ムーブアイmirA.I.+ | FZシリーズ、Zシリーズ | FZシリーズ、Zシリーズ |
ムーブアイ極 | FLシリーズ | FLシリーズ |
ムーブアイ | JXVシリーズ、BXVシリーズ、AXVシリーズ | Xシリーズ、Rシリーズ、Sシリーズ |
フロアアイ | – | GEシリーズ |
搭載なし | GVシリーズ | – |
グレードによって、検知範囲や検知対象が違います。グレードが高いと、より細やかな制御ができて快適性が上がるようです。
もちろん、他のメーカーもセンシング技術はありますが、ムーブアイがかなりしっかりしてそうだという印象を受けますね!

特徴③ お手入れがしやすい!

高機能エアコンって、構造が複雑になりやすく、お手入れがしにくいものも少なくありません。その点、Zシリーズはパーツを外せるように設計されていて、写真のように熱交換器まで自分で掃除できるのが大きな特徴です。
このメンテナンス性の高さは、さすが三菱電機の霧ヶ峰シリーズといったところですね。実はこの観点では、最上位のFZシリーズよりもZシリーズの方が扱いやすくておすすめできます!
■2026年モデルの新機能は?
2026年モデルのZシリーズは、(おそらく)従来の性能を引き継ぎつつ、使いやすさをさらに高める感じにしています。省エネ性が強化されただけでなく、生活シーンに合わせた便利な機能が追加されました!
※FZシリーズと同じ内容です。
①不在時の節電性能がパワーアップ

人がいないときに自動で節電運転に切り替わる機能はそのままに、2026年モデルでは削減率が約13.2%から約18.9%へアップ。温度補正幅も0.5℃から1.5℃に拡大し、より節電仕様になっていますね。
②静かに操作できる「消音モード」

リモコンを押すと鳴っていた「ピッ」という音を消せるようになりました!夜中に操作するときや、赤ちゃんやペットがいる家庭でも安心して使えるとのことです。
地味にうれしいかも。
③アプリ「MyMU」が進化

これまで月ごとの電気代や使用量しか見られなかったアプリ「MyMU」が、2026年モデルでは日ごとの表示や前年同月との比較に対応。日々の使い方を確認して節電につなげやすくなりました!
自分の家でエアコンにどれくらい電気代がかかっているか、意外と知らない方が多いと思います。分からないから「なんとなく怖くて控える」というパターンもありますよね。でも、日ごとの電気代が見えるようになれば「意外とこんなものか」と安心して使えるかもしれませんし、逆に「思ったよりかかっているから工夫しよう」と気づきにつながることもあります。
どちらにしてもメリットしかないので、日別で電気代を確認できるのは本当に便利だと思います!欲を言えば、1時間ごとの表示もあれば最高ですね!
2025年モデルとの違いまとめ
項目 | 2025年モデル | 2026年モデル | ポイント |
---|---|---|---|
不在時の節電 | 約13.2%削減 | 約18.9%削減 | 節電効果アップ |
節電の温度補正幅 | 0.5℃ | 1.5℃ | 省エネを強化 |
リモコン操作音 | 鳴る | オフが可能 | 夜間や育児世帯に便利 |
アプリ機能 | 月ごとの表示 | 日ごとの表示+前年同月比較 | 節電チェックがしやすい |
省エネ性能 | 2019~2025年 No.1 | 2019~2026年 No.1継続 | トップ性能を維持 |
■ライバル機種との比較
M社は省エネが強い!D社は暖房に強い!などのメーカー毎のざっくりイメージが人それぞれあると思いますが、エアコンを購入するにあたっては同じ価格帯・性能帯の中で比較するのが一番だと思っています。
今回は、Zシリーズが属するAランク帯の中で、よく選ばれている他メーカーのモデルと比較。同じ価格帯・性能帯の中でZシリーズの実力を以下の4つの観点からチェックしてみました。
①冷暖房パワー②省エネ性能③静音性④機能性
◎結論
■比較対象機種

①冷暖房パワー:Zシリーズがパワフルすぎる!
②省エネ性:どの畳数もZシリーズが強い!
③静音性:パワーも考慮して、静音コスパ◎
④機能性:かなりの高機能です!機能面で困ることはないはず!
①冷暖房パワー
圧倒的にZシリーズがライバル機種の中では頭2つ抜けていますね。パワーで困ることはないですね。
富士通のノクリアWシリーズがかなりおもしろいパワー分布をしていますね。14畳と18畳で暖房パワーが違いすぎますね・・。


②、③省エネ性、静音性
2024年の省エネ大賞とっている実力通り、どの畳数でも省エネ性が強いですね!
静音性も悪くないですね!富士通Wシリーズはパワーが控えめな分、静音性はかなり高そうです。


④機能性
Aランク帯の中では、Zシリーズの機能性の高さが際立っています!
AI運転、空気清浄、再熱除湿など付いていると嬉しい機能が盛りだくさんとなっています!オプションの換気ユニットをつけることも可能です。

※記載内容には誤りがある可能性があります。メーカー公式サイト等でご確認ください。
■購入時の注意点
実は2種類のモデルがあります
まず、知っていただきたいのが、エアコンには多くの場合、住宅設備用モデルと家電量販店モデルの2種類があります。そしてネットで購入する場合は、必ず住宅設備用モデルを選びましょう。というのも、ネット上で販売されている家電量販店モデルは価格が高めになることが多いです・・
とはいえ、そもそも「どの買い方が一番安く、自分に合っているのか分からない」という方も多いはずです。実際に私も家電量販店で値引き交渉を行いましたが、値引き後の価格とネット価格を比較すると、ネットの方が安いという結果になりました。もちろん、交渉次第ではさらに安くなる場合もありますが、逆に高くなることもあります。
総合的に見て、ネット購入は平均して90点くらいを取れる印象なので、本サイトではネット購入をお勧めしています。もちろん家電量販店で買うのも全然OKだと思います!自分が納得した上で買えればなんでもOKです!

■Zシリーズの価格と購入
ご購入の際は、こちらのリンクをご活用いただけると励みになります!
「このエアコン欲しいな~」と思って、ネットでエアコンを購入しようと思っても型番などがややこしくて検索しにくいですよね・・
今回は6、10、14、18畳エアコンの購入リンク(Amazon/楽天市場)を載せておきます。他の畳数について調べたい方は、記事の最初の方にある機種名の見方を参考に検索してみてください!
2025年8月現在、2026年モデルは出ていないので2025年モデルを掲載しています。
住宅設備用モデル(ネット購入はコッチ!) | 家電量販店モデル |
---|---|
MSZ-ZXV〇〇25S | MSZ-ZW〇〇25S |
- 購入前に型番、工事ありなしなどの条件確認は必ず行ってください。
- 法人限定や要荷下ろしなどが必要なものもたまにあるのでご注意ください。
- 流通や価格を考慮し、旧モデルも含めている場合があります。
6畳用のおすすめ
Zシリーズはかなり高額なので、ネットで買うのは不安という方も多いと思います。量販店で購入する場合でも、まずはネット価格をチェックして相場を把握しておくのがおすすめです!
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